秋田
- 平均足とは?
- 一目均衡表とは?
- 平均足一目均衡表を使った攻略法
ローソク足は知っていても平均足は知らない方も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、平均足と一目均衡表を使ったバイナリーオプションの手法について解説します。
バイナリーオプションにおける平均足とは?
4本値の平均値を利用して、ローソク足を描画するチャートの種類のことです。
ローソク足と似ていますが、始値と終値の意味するところが違います。
以下をご覧ください。
- 始値:最初についた値段
- 終値:最後についた値段
- 高値:最も高い値段
- 安値:最も安い値段
- 始値:1つ前の足の「始値」と「終値」の平均値
- 終値:4本値の平均値
- 高値:最も高い値段
- 安値:最も安い値段
※ローソク足に関しては、バイナリーオプションはローソク足だけで勝てる?種類や見方を解説で詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。
平均足は、始値と終値に平均値を採用しているので、前の平均足との差が小さくなります。
そのため、陽線と陰線が連続しやすい傾向にあります。
秋田
チャートの形状には違いがありませんが、平均足のチャートのほうが陽線と陰線が連続して現れていることが分かりますね。
陽線と陰線の連続はトレンドを意味します。
つまり、平均足にはトレンドを把握しやすいというメリットがあるということです。
MT4で平均足を設定する方法
続いて、MT4に平均足を設定する方法について解説します。
まずは、インジケーターの「Heiken_Ashi」を選択します。
秋田
ただ、このままだと「ローソク足」と「平均足」が被ってチャートに表示されてしまうので、元のチャートはローソク足からラインに変更します。
なお、MT4のインストール方法や詳しい設定手順については、バイナリーオプションにおけるMT4のインストール手順や使い方をご参照ください。
バイナリーオプションにおける一目均衡表とは
続いて、一目均衡表について解説していきます。
「基準線」「転換線」「遅行スパン」「先行スパン1」「先行スパン2」の5本の線によって作られた線がワンセットになったインジケーターのことです。
それぞれの言葉の意味については、以下をご覧ください。
- 転換線:過去9日分のローソク足の高値と安値の中間値
- 基準線:過去26日分のローソク足の高値と安値の中間値
- 遅行スパン:終値を26日過去にずらした線
- 先行スパン1:当日の転換線と基準線の中間値を26日未来にずらしたもの
- 先行スパン2:過去52日分のローソク足の高値と安値の平均値を26日未来にずらしたもの
ちなみに、先行スパン1と先行スパン2に囲まれる部分を「雲」といいます。
秋田
雲はレジスタンスラインとサポートラインとして機能します。
つまり、雲にぶつかるとチャートが跳ね返るというわけです。
なお、雲を実勢レートが抜けると強いトレンドが発生する可能性が高いです。
秋田
- 雲が厚い⇨抵抗が強いので突き抜けると強いトレンドになる
- 雲が薄い⇨抵抗が弱いので突き抜けても弱いトレンドになる
それぞれをチャートで見ると以下のとおりです。
MT4一目均衡表を設定する方法
一目均衡表の設定方法について解説します。
インジケーターの「Ichimoku Kinko Hyo」を選択します。
設定内容は以下の通りです。
- 転換線(9):None
- 基準線(26):None
- 遅行スパン:None
- 雲(上昇):ピンク
- 雲(下降):水色
今回は「転換線」「基準線」「遅行スパン」は使いませんので「None」と設定します。
一目均衡表と平均足を使ったバイナリーオプション攻略法
ここでは、一目均衡表と平均足を使った攻略法について解説します。
今回のトレード手法は、実勢レートが「雲」を抜けるとトレンドが発生するというポイントに焦点を絞った攻略法です。
ベースとする考え方は以下のとおりです。
- 実勢レートが下から上に「雲」を抜ける
→上昇トレンドの発生の可能性が大きいのでHighでエントリー - 実勢レートが上から下に「雲」を抜ける
→下降トレンドの発生の可能性が大きいのでLowでエントリー
さらに精度を上げるために、平均足の動きを見ます。
- 実勢レートが下から上に「雲」を抜ける
→「雲」の上で陽線が形成され、その後平均足が形成されはじめるタイミングでHighエントリー - 実勢レートが上から下に「雲」を抜ける
→「雲」の下で陰線が形成され、その後平均足が形成されはじめるタイミングでLowエントリー
平均足のほうがローソク足よりも陰線・陽線が連続しやすいので、雲を抜けたときのエントリーのタイミングを判断しやすいのです。
一目均衡表と平均足を使ったバイナリーオプション攻略手順
それでは、具体的な攻略手順について解説していきます。
実勢レートが「雲」を抜けたらエントリーの準備をします。
- 実勢レートが下から上に「雲」を抜ける→「High」でエントリー準備
- 実勢レートが上から下に「雲」を抜ける→「Low」でエントリー準備
- 実勢レートが下から上に「雲」を抜ける
→「雲」の上で陽線が形成され、その後、平均足が形成されはじめるタイミングで「High」エントリー - 実勢レートが上から下に「雲」を抜ける
→「雲」の下で陰線が形成され、その後、平均足が形成されはじめるタイミングで「Low」エントリー
いずれの場合も、実勢レートが雲を抜けた時に陽線または陰線が雲にかかっていないことがポイントです。
一目均衡表と平均足を使った攻略法のメリット・デメリット
この攻略法のメリットとデメリットを最後にご紹介します。
秋田
一目均衡表と平均足を使った攻略法のメリット
- 勝率が高い
- トレードの機会が多い
- エントリータイミングが分かりやすい
損益分岐点の関係上、バイナリーオプションでは勝率55%を安定してキープできると利益が確保できます。
その数字を超えれば利益となり、超えなければ損失となるちょうど境目の数字のこと。
損益分岐点2関しては、バイナリーオプションの勝率を60%・70%に引き上げる方法という記事でとても詳しく解説してます。
これに対し、この攻略法の1分取引での勝率は75%を超えます。
秋田
ちなみに、バイナリーオプションの1分取引については、バイナリーオプション1分取引を攻略する最強手法と裏技的ロジック教えますで詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
また、この攻略法は1日で30回以上のエントリーチャンスが訪れます。
この数はバイナリーオプション攻略法の中でも多いほうです。
秋田
また、エントリータイミングが分かりやすいというのもメリットと言えるでしょう。
田中
秋田
一目均衡表と平均足を使った攻略法のデメリット
デメリットに関しては、一つしかありません。
それは…「雲」が薄いレンジ相場では負けやすいという点です。
この手法は、トレンドに沿った順張りですから、雲が薄く弱いトレンドしか発生しないレンジ相場には向きません。
秋田
まとめ
平均足や一目均衡表を利用したバイナリーオプションの攻略手法について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
今回ご紹介した攻略法は、「雲を抜けるとトレンドが発生しやすい」という性質を利用した攻略法です。
「雲」が厚ければ厚いほど強いトレンドが発生する可能性が高いので、順張りでのエントリーの準備をしましょう。
秋田
田中
秋田
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