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バイナリーオプションは「ローソク足」を理解するだけで勝ちやすくなります。
というのも、ローソク足は相場分析の基本とも言えるので、ローソク足の見方や簡単なパターンなどを理解することでエントリーポイントの精度が格段に上がります。
そこで、ローソク足とは何か?という説明から、様々なパターンのローソク足の種類について徹底解説します。
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バイナリーオプションには様々な手法がありますが、その中でも本当に有効なモノは多くありません。当サイトではバイナリーオプションの鉄板攻略手法をまとめた記事をご用意しているので、是非参考にしてみてください。
ローソク足とは何か?見方を解説
ますはじめに、ローソク足とは何か?その概要について解説します。
為替や株価の動きを視覚化したものです。ローソク足は「始値」「終値」「高値」「安値」の4つの値から構成されています。
また、ローソク足には大きく分けて「陽線」「陰線」の2種類があります。
これらのことを理解できると、現在のトレンドを読み取ることができますので、まずはローソク足の構成と種類を見ていきましょう。
ローソク足の陽線と陰線はそれぞれ以下のようなことを表しています。
- 陽線:始値に対して終値が高い
- 陰線:初めに対して終値が低い
トレンド相場(一方向への強い勢い)を表すローソク足
ローソク足には陽線・陰線の他にも種類があり、それぞれ表す意味が違います。
一方向への強いトレンドを表すローソク足には次の5種類があります。
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陽・陰の丸坊主
ヒゲがまったくない陽線・陰線のことで、買い勢力もしくは売り勢力が一方的に強いと判断できます。
陽の丸坊主は、始値から終値まで一度も安値をつけずに最後まで上昇し続けたことを表します。
つまり、今後もさらに上昇する可能性が高いということです。また、安値で出現すれば「上昇相場に転じる」とも予想できます。
逆に、陰の丸坊主は今後もさらに下落すると予想できます。また、陰の丸坊主が高値圏で出た場合は下落に転じると判断できます。
陽・陰の寄付坊主
下ヒゲがない大陽線のことで、「ローソク足の始まり(寄付)では高値をつけずに下落したけど、相場の最後にかけて値を下げた」ことを意味します。
長いヒゲを付けた場合は少し注意が必要ですが、そこまで長くないのなら相場はその後も上昇すると考えていいでしょう。
上ヒゲがない大陽線のことで、「ローソク足の始まり(寄付)では高値をつけずに下落したが、最後には少し押し戻された(高値に転じた)」ことを意味します。
こちらは、下ヒゲが小さければ買い勢力はまだ弱いと判断できるので「相場は下落する」と予測できます
陽・陰の大引坊主
- 陽の大引坊主:上ヒゲのない大陽線
- 陰の大引坊主:下ヒゲのない大陰線
丸坊主とほぼ同じで、高値圏・安値圏で現れると相場が転換することを予測できます。
陽の大引坊主は、大きなローソク足実体と小さな下ヒゲで構成されており、「相場のはじめに一度は安値を付けたが、その後最後まで上昇続けた」ことを表しています。
買い勢力が優勢になったことを表わし、相場はその後上昇していく可能性が高いです。
一方、陰の大引坊主は、陽の大引坊主とは反対のことを表し、「相場のはじめに一度は高値をつけたけれど、その後は最後まで下落し続けた」ことを意味します。
陽・陰のカラカサ
- 陽のカラカサ:短い柱に長い下ヒゲがつく陽線
- 陰のカラカサ:短い柱に長い下ヒゲがつく陰線
陽のカラカサは、「始値から一旦大きく下落したが、そこからそれを凌ぐ強い上昇の勢いが出て大きく値が上昇し、高値で終わるパターン」です。
底値圏で出たら上昇への転換が予測できます。
陰のカラカサの場合は、「始値から一旦大きく下落したものの、そこから反発して終値をつけたもの」です。
陽のカラカサでは終値が高値になりますが、陰のカラカサでは終値は高値におよびません。
陽・陰のトンカチ
- 陽のトンカチ…短い柱に長い上ヒゲがつく陽線
- 陰のトンカチ…短い柱に長い上ヒゲがつく陰線
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トンカチでは、「始値から大きく上昇したが、そこから強い下落の勢力が伸びて大きく値が下落して終値をつけた」ことを表します。
レンジ相場(勢力の拮抗状態)を表すローソク足の種類
相場には売り・買いの勢力が同じくらいで値が停滞することがあります。
一方向に値が動いた後に停滞すると、そこからトレンドが転換することもあるので、勢力の拮抗状態を表すローソク足について理解しておきましょう。
拮抗状態を表すローソク足には次のようなものがあります。
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陽・陰のコマ
小陽線または小陰線に上下ヒゲをつけたローソク足のことです。
コマ足は売りと買いの勢力が拮抗している状態で現れます。
お互いに引っ張り合っている状態なので、その後相場がどちらに動くかは予測しずらいです。
そのため、エントリーする際はいったん様子を見ましょう。
トンボ
ローソク足の実態がなく、大きな下ヒゲを付けたローソク足のことです。
トンボは高値があり、始値と終値が同一であることを示し、下落トレンドの終わりで現れるとトレンドの転換を表す傾向があります。
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トウバ
トンボと逆パターンの現象で、安値があり始値と終値が同じであるパターンです。
トウバが上昇トレンドの終わりの場面で現れると、トレンドが転換する可能性が高いです
相場の展開を見極めるローソク足の出現パターンをご紹介
ローソク足1本1本の意味が分かるだけでも、次にどんな値動きをするかある程度予測することができます。
ただ、複数のローソク足を組み合わせることで、長期的な相場の上昇・下落を予測することもできます。
ここでは、代表的なローソク足の出現パターンをご紹介します。
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上昇トレンドを暗示する「赤三兵(あかさんぺい)」
丸坊主の陽線が3本並んだ形のローソク足を「赤三兵(あかさんぺい)」といいます。
ローソク足の意味が分かっていれば、このローソク足のパターンが示す意味も分かりますね。
赤三兵は相場が安定して上昇し続けていることを表します。
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上昇継続を暗示する「三川(さんせん)」
赤三兵まではっきりしていないけれど、上昇の勢いが強いことを表すパターンに「三川(三川)」というのがあります。
こちらは赤三兵と違い、中間で一時的にもみ合いますが、最終的には強い上昇になるので、赤三兵と同じ上昇トレンドを表します。
底入れを表す明けの明星(あけのみょうじょう)
明けの明星(あけのみょうじょう)とは、陰線から大きく転じて大陽線が現れるパターンです。
一旦底入れして、そこから勢いのある上昇に転じたことを表しており、「下落の終わり」を意味します。
このパターンが現れるとトレンドが転換することも多いので、逆張りのエントリーを考えてもいいでしょう。
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天井を示唆する「宵の明星(よいのみょうじょう)」
明けの明星の逆パターンが、「宵の明星(よいのみょうじょう)」です。
このパターンは、上昇から転じて大きく下落していることを表し、上昇トレンドで現れたら「天井」を意味します。
下落トレンドを暗示する「三羽烏(さんばがらす)」
赤三兵の逆パターンもあります。
丸坊主の陰線が3本並んで下落しているパターンを「三羽烏(さんばがらす)」と言い、下落トレンドが継続することが予想されます。
まとめ
ローソク足は、バイナリーオプション取引をするうえで絶対に必要な知識です。
また、ローソク足は為替そのものの動きを表しているので、ローソク足を使った攻略法は普遍的なものが多いです。
さらに、インジケーターのほとんどがローソク足の分析から編み出されたものなので、インジケーターを理解する意味でもローソク足に関する知識は生きてきます。
そのため、バイナリーオプションを始めるなら、まずはじめにローソク足についてしっかり理解しておきましょう。
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