秋田
- バイナリーの危険性を紹介
- バイナリー=ギャンブル論争について
- 安全に取引するためのポイント
「バイナリーオプションは危険」
「バイナリーオプションは危ない」
バイナリーオプションを検討中もしくはやっている人なら一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
世間的にもバイナリーオプションのイメージはあまり良くないため、始めるのを躊躇している人もいるでしょう。
そこで今回は、バイナリーオプションの危険性について掘り下げ、本当にバイナリーオプションは危険なのかを考察していきます。
\バイナリーそのものの評判が知りたい方へ!/
当サイトでは、バイナリーオプションに関する評判についてまとめた記事もご用意しています。気になる方は、バイナリーオプションの評判をステマなしで紹介!優良業者を見抜くコツとは?を参考にしてみてください。
バイナリーオプションに潜む危険性
バイナリーオプションの危険性に関して調べると、必ずと言っていいほど次のことが指摘されています。
秋田
投機性が高いから危険
バイナリーオプションの投機性の高さは日本の金融庁の公式サイトでも指摘されていますね。
「あの金融庁が言うなら危険かも…」と考える気持ちも分かります。
では、ここでいったん「投機」とはそもそもどんなことを意味するのかを確認しておきましょう。
ある「財」を価格の低いときに購入し,価格が上昇したところで売却して,その価格差から利益を得ようとする行為。為替レート,土地,証券類,貴金属,穀物,鉱産物など,価格の変動が大きく市場での売買が容易なものであれば投機の対象となる。
要するに、投機とは価格が安い時に買って高くなったら売るという行為を指し、バイナリーオプションに限らず投資全般に投機性があります。
不動産だろうが株式投資だろうがFXだろうが仮想通貨投資だろうが一定の投機性はあります。
極端な話をすれば、ベンチャー企業に投資するにしても一種の投機性をはらんでいると言えます。
繰り返しますが、投機性があるのはバイナリーオプションに限ったことではないのです。
田中
秋田
不動産や株式投資と違って、バイナリーオプションは数百円~数千円で始められます。
先ほどの「投機」に関する説明から考えると、バイナリーオプションは多くの人にとって「売買が安易」にできるから「投機性が高い」と言われるのだと思います。
つまり・・・
- 少ないお金から始められるから素人が多い
- 知識がなくても安易に取引ができる
という点から、破産したり借金する人が多くなって「危険」と言われているのです。
しかし、これはバイナリーオプションに問題があるわけではないですよね?
「投機性が高いから危険」というのはどの投資にも当てはまります。
したがって、バイナリーオプションに限らず、どの投資もやり方によっては常に投機性が高くなるリスクを負っていると認識したほうが良いでしょう。
海外バイナリーオプションは危険
「バイナリーオプションは危険」という意見の中には、「海外バイナリーオプションが危険」という人もいます。
これについては、2つほど理由が考えられます。
- 金融ライセンスの有無
- 悪徳業者の存在
秋田
金融ライセンスの有無
海外業者は日本の金融庁の金融ライセンスを取得していないので、「危険だ!」という方がとても多いようです。
たしかに、日本の金融庁の金融ライセンスは取得していませんが、海外の海外の金融ライセンスを取得しているので問題ありません。
田中
秋田
ただし、どこの国の金融ライセンスも取得しておらず、運営地すら明確でないバイナリーオプション業者があることもまた事実です。
そのため、海外だからとか日本だからと単純に考えず、取得ライセンスや運営状況、サービスの面から業者ごとの信頼性を総合的に判断していくことが大切なのです。
なお、海外バイナリーオプションについては、海外バイナリーオプションおすすめ業者9社を比較|安全性も解説でより詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
悪徳業者の存在
サービス面で詐欺まがいのことをやっているバイナリーオプション業者もあります。
例えば…
- ボーナスを受け取ると一気に出金条件が厳しくなって実質出金できなくなった
- 曖昧な理由で出金拒否された
- 出金申請をしたのにいつまで経っても口座に着金しない…etc
ただ、こういった業者に関しては、利用規約等に書いてあることがほとんどで、それをきちんと確認しなかった側にも落ち度があるとも言えます。
「海外バイナリーオプションは危険だ!」という意見についてまとめると、本当に危険なバイナリーオプション業者というのは、どこの国の金融ライセンスも取得しておらず、詐欺まがいのサービスを提供しているバイナリーオプション業者と言えます。
秋田
バイナリーオプション詐欺が危険
バイナリーオプション業者そのものは危険でなくても、バイナリーオプション業者の名前を勝手に使った詐欺は多いです。
代表的なものとしては、高額な会費を要求してくる配信グループや高額なツールを売りつける集団です。
秋田
他人をだましたり、わざと真実を隠してさも良いことであるかのように相手に勘違いさせる行為のことです。何かの商売が詐欺と言われるのは、支払った金額に見合う結果が得られなかった場合に多いです。
上の説明を噛み砕いて説明すると、騙そうとする意志がなかったり、意図的に重要なことを隠さなければ詐欺とは言えないということになります。
このことを明確にできない場合、どんな酷い詐欺に遭っても泣き寝入りするしかないのです。
例えば、配信グループや高額ツールの場合、サービスや商品を売りつけた側に相手を勝たせる意志があるのかないのかを証明する手立てがない場合が多いです。
そのため、詐欺まがいの行為が横行するのです。
秋田
なお、当サイトではバイナリーオプションに関する詐欺の見分け方について解説した記事もご用意しているので、是非参考にしてみてください。
バイナリーオプション=ギャンブルは間違い
中には、「バイナリーオプションはギャンブル」という勘違いしている人もいるでしょう。
ここでは、バイナリーオプションとギャンブルの根本的な違いについて解説します。
バイナリーオプションの基本的なルールは、為替レートが「上がるか・下がるか」を予想するというものです。
たしかに、上がるか下がるかの2択なので丁半博打に似ていますが、1点だけバイナリーとギャンブルには以下のような決定的な違いがあります。
ギャンブルは確率の問題であり、胴元の裁量が加えられるのに対して、バイナリーオプションは分析の問題であり、チャートや投資家心理の現れだということです。
このことを理解していないと、バイナリーオプションは簡単にギャンブル化してしまいます。
ギャンブルとの違いについては、バイナリーオプションはギャンブル?2つの観点から徹底考察でより詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。
また、「資金管理」ができない人はどの投資をしてもギャンブルになるでしょう。
繰り返しますが、バイナリーオプションは為替レートの変動を予測し、「上がるか・下がるか」を選択するだけの単純な投資です。
しかし、ギャンブルと違ってランダムで結果が決まることはありません。
為替相場は投資家の心理が反映されたものであり、一定の法則が当てはめられるものです。そのため、そのパターンを分析することで勝率を上げることができます。
田中
秋田
したがって、バイナリーオプションは次のような要素が重要になります。
- どこまで上がるか(下がるか)予測する
- エントリーするタイミング
- 為替レートのテクニカル分析
- ファンダメンタル要素の分析
これらの要素を加味して、通貨の成長と衰退・チャートの変動を分析・予測するならこれは立派な「投資行為」であり、ギャンブルではありません。
関連記事バイナリーオプションにおけるテクニカル分析手法を徹底解説
秋田
- ギャンブルとは…偶然性のあることに対してお金を賭けること
- 投資とは…分析・予測して利ザヤを稼ぐこと
安全にバイナリーオプションを始めるためのポイント
これまでのお話から、安全にバイナリーオプション取引をするには、信頼できるバイナリーオプション業者で、安易に配信グループやツールなどに頼らず、きちんと分析をして取引をすることが大切だとご理解いただけたと思います。
最後に、バイナリーオプションを安全に始めるための方法についてご紹介します。
秋田
海外バイナリーオプション業者の運営歴を確認する
詐欺業者の特徴の一つに「短命」というのがあります。
人をだましてお金を巻き上げるのが目的ですから、業者としても長く運用しようなんて考えていませんし、騙された人が多くなれば自然と利用者も減りますよね。
そのため、詐欺業者の運営歴はおのずと短くなります。
また、資金繰りが怪しい会社も短命です。
秋田
金融ライセンスの有無を確認する
金融ライセンスを取得しているというのは、健全な運営をするように金融監督庁から監視されているということを意味します。
健全な運営かどうかを図る基準としては、次のようなものがあげられます。
- 資本金
- 自己資本比率
- 顧客資金保護
- コンプライアンス体制
- 顧客サポート体制
金融ライセンスを取得している海外バイナリーオプション業者は、金融監督庁が設定する上記の基準をクリアしています。
また、金融ライセンスは一度取得したら終わりというものではなく、更新が必要ですので、定期的にこれらの基準を満たし、健全な経営をしているかチェックされているのです。
秋田
分別管理(信託保全)を明記しているかどうか確認する
会社運営用の資金と顧客の資金を分けて管理することです。
分別管理をしていないと、業者の資金繰りが悪くなった時に、顧客から預かったお金を会社の運営資金に使われてしまいます。
秋田
また、信託保全をしていれば、会社が倒産するようなことがあっても、顧客が預けたお金は守られ、預けた本人に返還されます。
信託保全までしている海外バイナリーオプション業者は少ないですが、例としては、ハイローオーストラリアがロイズ保険組合に加入して信託保全しています。
デモ取引を提供している業者かどうか確認する
仮想の資金を使って、無料で本番と同じ環境でバイナリーオプション取引が体験できるサービスのことです。
デモ取引を提供できるというのは、見方によっては自社のサービスへの自信の表れとも取れますので、安心して取引できるかの一つの基準になります。
ちなみに、デモ取引を提供している業者としては、次のような業者があります。
なお、当サイトではデモ取引ができるバイナリーオプション業者をまとめた記事もご用意しているので、気になる方は是非参考にしてみてください。
少額から取引してみる
使ってみたい海外バイナリーオプション業者でデモ取引が用意されていない場合は、「少額だけを入金する」ということを徹底すればリスクは抑えられます。
ほとんどの海外バイナリーオプション業者は最低入金額を定めており、その相場は5,000円~10,000円程度です。
秋田
関連記事バイナリーオプション業者を”入金額”で徹底比較してみた!
公式サイトからも安全性を確認する
公式サイトの作りも、そのバイナリーオプション業者を信頼できるかどうかの判断基準になります。
例えば、公式サイトがランディングページだけのサイトだと次のような危険性があります。
- 資金力がない
- 記載する情報が少ない
- 詳細情報を記載すると困ることがある
秋田
ツール等を有料で販売されたら詐欺だと判断する
バイナリーオプション業者が提供するサービスは、ツールも含めて無料のものが多いです。
万が一、有料のサービスを販売してきたら、本当に元が取れるのか少し疑ったほうがいいでしょう。
ちなみに、有名な海外バイナリーオプション業者はシグナル配信やツールの販売は行っていません。
そのため、「公式」と名乗っていても有料のサービスを提示してくるのは、海外バイナリーオプション業者の名を使った詐欺だと思って間違いないでしょう。
秋田
田中
秋田
こんな甘い宣伝文句の裏には必ずと言っていいほど次のような落とし穴があります。
- トレード結果を自作自演している
- デモ取引のシミュレーションをさもリアル口座での取引結果として見せている
- 瞬間的に出た勝率を掲載している(マーチンゲール法などを乱用)
これらの危険なサービスに関しては、99%収益が出ないものばかりなのでやるだけ無駄です。
ですから、はじめから相手にしないことをおすすめします。
ツールに関しては、バイナリーオプションに有料ツールは不要!無料でOKな理由を解説で詳しくまとめているので、是非参考にしてみてください。
まとめ
バイナリーオプションの危険性について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
バイナリーオプションは、きちんとした業者を選び、まじめに分析をして、徹底的に資金管理を行って取引すればそんなに危険なものではありません。
個人的には、「バイナリーオプションは危険」と言っている人たちは、事前の勉強不足・確認不足や自分への自信のなさをバイナリーオプションのせいにしているようにも感じます。
やって後悔するかどうかは、ご自分が一番よく分かっていると思います。
秋田
\無料で取引体験ができるデモ口座がおすすめ!/