ハイローオーストラリアで口座凍結される6つの原因と対策

ハイローオーストラリアでは、規約に違反したことが分かると『口座凍結』というペナルティーを課せられることがあります。

口座凍結されてしまうと、取引口座の利用を制限されたり取引や出金自体ができなくなります。

かなり厳しい措置なので、できれば口座凍結されたくないですよね？

そこで今回は、ハイローオーストラリアで口座凍結される原因と対処法について徹底解説します。

明日は我が身ですので、しっかり押さえておきましょう！

ハイローオーストラリアの口座凍結とは

口座が凍結されると、サービスの利用停止もしくは利用制限の後、ハイローオーストラリアのリスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座調査が行われます。

取引口座調査期間はすべての出金依頼が取り消され、口座残高の出金を行うことができなくなります。

完全口座凍結

完全凍結の対象になると取引口座が完全に凍結され、取引をはじめとした入出金やサービスの利用そのものが一切行えなくなります。

完全凍結の概要については次の通りです。

利用口座が凍結されると、場合によっては出金できる場合もありますが、基本的には入出金ができなくなり、最悪のケースでは取引で得た利益も没収されてしまいます。

限定口座凍結

具体的には、以下のようなペナルティが課せられます。

• エントリー中に他のエントリーを行えない
• 連続したポジションの保有や連打での購入ができなくなる
• 一度の取引での取引上限額が5,000円までに制限される

限定口座凍結の概要をまとめると次のようになります。

限定口座凍結に対象となる行為は、過剰な利益を得た場合や自動取引ツールの使用を疑われる場合です。

あくまで憶測ですが、運営側が黒と判断できないグレーゾーンのユーザーに対する利用制限措置ではないか<と思われます。

ハイローオーストラリアの口座凍結条件と強制解約になる行為

ここからは、より具体的に「何をやったら口座凍結や強制解約になってしまうのか？」を見ていきましょう。

ハイローオーストラリアの公式サイトでは、口座凍結条件・強制解約理由を以下のように明示しています。

ご覧の通り、普通に口座を開設して取引を行っている限りでは、ハイローオーストラリアが定める禁止行為に該当することはまずありません。

レートの遅延やフロントランニングを狙った取引

バイナリーオプションやFXでは、判定レートの配信元である会社が異なるので、サービス業者によっては取引画面内に表示されているレートに微妙なズレが生じることがあります。

レート遅延を利用した取引では、このズレを意図的に利用して取引を行います。

理屈としては、ハイローオーストラリアより少し早いレートの動きをする業者やレートがあれば、予測が容易にできるということです。

レートのズレを利用した取引にせよフロントランニングにせよ、個人でできるものではありません。

ということで、まっとうなやり方で取引している以上は心配する必要はないでしょう。

業者間アービトラージなどの自動売買ソフトの利用

ハイローオーストラリアでは、自動売買を利用した取引も禁止されています。

一部の情報では、自動売買を煽るようなことが書かれていますが、機械的な取引が見つかった時点で口座凍結されるのでやらないほうがいいです。

ただし、外部ツールを無理やりハイローオーストラリアの取引画面に繋ぎ込んで自動で取引をすると、これは禁止行為となります。

つまり、システムに干渉したり、悪用するような行為も口座凍結の対象になるというわけです。

なお、自動売買については、ハイローオーストラリアの自動売買はバレる？利用者の口コミを紹介で詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

クレジットカードの乱用が認められた場合

具体的には、「クレジットカードの現金化」などがクレジットカードの乱用に該当とします。

多額の入金をクレジットカードで繰り返し、取引を行わずに出金を繰り返すことで口座が凍結されます。

また、本人名義以外のクレジットカードを使用したり、有効期限がきれたクレジットカードで決済を行うことも禁止行為に該当します。

ハイローオーストラリアでは、取引を開始する時点で本人認証を済ませているはずです。

取引額と比べて入出金額が異様に多い場合

取引額に比べて入出金額が異常に多いとハイローオーストラリアがみなした場合は、マネーロンダリングが疑われる場合があります。

例えば、数百万円単位で入金を行い、あまり取引していないのに多額の出金申請を行うなどの行為が該当します。

また、先程お話した「クレジットの現金化」もマネーロンダリングを疑われ、出金拒否されるので注意しましょう。

ハイローの入金手順については、ハイローオーストラリアの入金方法を解説｜手数料や反映時間は？を参考にしてみてください。

本人確認書類を偽造した場合

ハイローオーストラリアでは、口座開設時に本人確認書類を提出し、認証作業を済ませる必要があります。

この際に、他人の身分証を提出したりして偽造を行うと口座凍結の対象になります。

本人以外の名義で口座を開設した場合も同じで、これは家族や親戚でもあってもNGです。

同一人が複数口座を開いたことがバレた場合

ハイローオーストラリアでは、原則として1人1口座しか開設できません。

新しく作り直したり他人の名義を借りて取引口座を運用することは禁止されています。

また、口座凍結に伴う作り直しでない場合でも、「取引手段や方法によって口座を使い分ける」行為や「資金管理やリスク管理のために複数口座を利用する」行為は禁止されています。

口座凍結されるかもしれない2つの行為と対処法

ハイローオーストラリアの公式サイトに明記されている禁止行為は、これまでにご紹介した6つですが、それ以外にも禁止行為として口座凍結事由になることがあります。

その一例が次の2つです。

連打エントリー

ハイローオーストラリアの取引画面には「ワンクリック注文」というボタンがあり、この機能を使うと、ボタンを1回クリックするだけでエントリーを行うことができます。

この機能を利用して連続でエントリーすることを「連打エントリー」といいます。

連打エントリーをすると、自動売買ツールや機械的な取引とみなされ、口座凍結されることがあるようです。

もちろん、ワンクリック注文自体は取引機能としてハイローオーストラリアが認めているものですが、使い方を気を付けないと口座凍結処分となります。

ワンクリック注文以外にも便利な機能がいくつかあります。詳しくはハイローオーストラリアの取引方法の特徴や便利機能をご紹介を参考にしてみてください。

マーチンゲールやスキャルピング

ハイローオーストラリアで禁止されている取引には、マーチンゲール法を使った取引やスキャルピングも含まれます。

スキャルピングは、FXでは一つの手法として認知されていますが、ハイローオーストラリアでは禁止されています。

また、ハイローオーストラリアの取引上限額の関係上、20万円以上の取引はできないので、基本的にマーチンゲール法は使えないのですが、連続でポジションを保有するとそれに近いことはできてしまいます。

意図していなくても、ハイローオーストラリアにスキャルピングやマーチンゲールを疑われると口座凍結されるので、やらないようにしましょう。

転売や両建ても口座凍結の対象になる？

結論から言うと、ハイローオーストラリアの転売機能を使って口座凍結されることはありません。

ハイローオーストラリアには「転売」という機能があり、一部の噂では、「この機能を使いすぎると口座凍結される…」と言われています。

しかし、転売機能はハイローオーストラリアの取引ツールの一つとして準備されている以上、この機能を使いすぎて口座凍結されるというのは考えにくいです。

なお、転売機能についてはハイローオーストラリアの転売機能を解説｜損失を劇的に抑えられる？で詳しく解説しているので、是非参考にしてみてください。

一方、両建て取引は、口座利用条件に「禁止事項」として明記されているので、両建て取引をすると口座凍結の対象になります。

キャッシュバックなどを受け取った際に、全額を出金するためにわざと両建て取引をする人がいますが、禁止されているので、利用口座が凍結されたり出金依頼が取り消されたりする可能性があります。

稼ぎすぎたら口座凍結？金額の目安とは？

先ほど、「ハイローオーストラリアでは過剰に利益を得た場合は口座凍結される…」と書きましたが、こちらの噂について検証してみましょう。

一部のトレーダーの間では、「稼ぎすぎると限定凍結される…」という噂がまことしやかに流れているようです。その内容をまとめると次のような感じです。

• 単月500万円を超える利益で口座凍結される
• 連打でポジションを保有して短期間で稼ぎすぎると口座凍結される
• トータル利益がプラス数百万円で口座凍結される
• 年間利益が1,000万円を超えると口座凍結される

こちらに関しては、口座凍結されたトレーダーの取引背景が分からない以上、あくまで噂レベルのことだと考えていいでしょう。

いずれにせよ、口座凍結されてもその内容は「限定口座凍結」のようです。

収益トータルがマイナスなら口座凍結されることはない

こちらはおまけですが、「絶対に凍結されない口座がある！」という噂もあります。

それは、利益額より損失額が上回っている『収支がマイナスの取引口座』です。

通称「マイナス口座」と呼ばれていますが、収益よりも購入金額のほうが大きい取引口座は凍結の憂き目に遭うことがないようです。

このマイナス口座に関しては、一部のトレーダーの間では「どれだけ稼いでも出金可能で凍結されることもない！」と言われていますが、何をやってもいいというわけではありません。

口座凍結されたら救済措置はあるのか？

ここまで、口座凍結条件について解説しましたが、「ハイローオーストラリアで口座凍結されたら、凍結の解除や出金に関して救済措置はあるのか」気になる方も多いのでないでしょうか？

結論から言うと、一度凍結された取引口座は無期限で凍結され、解除されることはありません。

出金に関しては、凍結後にリスク管理部門・コンプライアンス部門による取引口座調査が行われ、調査中は出金依頼が取り消されます。また、出金に関しては、調査後にその結果次第で扱いが異なります。

提出書類の不備などで一時的に口座凍結される場合を除き、不正取引や禁止行為に伴う口座凍結は永久に解除されることはありません。

口座凍結されると、トレーダー側でできることはほとんどありません。

サポートに問い合わせる際には、身分証などの提出を求められる可能性もあるので、必要に応じてすぐに提出できるように必要書類の管理は普段からきちんとしておきましょう。

口座凍結=ハイローオーストラリアからの永久追放

何度も言いますが、ハイローオーストラリアでは、原則1人につき1つの取引口座しか所持できません。

そのため、口座凍結後に再登録したり、別口座を新しく開設することは利用規約違反になります。

再登録に関しては、自己申告で退会を行った場合のみ行えます。

ただし、退会日から1年以上の間隔を空けなければなりません。

一方、不正取引や禁止行為に伴う口座凍結処分がなされた場合は、再登録や新たな口座の開設はできません。

まとめ

ハイローオーストラリアの口座凍結について解説しましたが、いかがだったでしょうか？

最後にもう一度、口座凍結に関して要点をまとめておきます。