秋田
バイナリーオプションでは「メンタル管理」がとても重要になります。
というのも、取引ルールの簡単さ故に、考えなしに取引してしまう方が多いからです。
この記事では、メンタルをコントロールする実践的な方法、メンタル強化して勝者のメンタルに近づくための方法までご紹介します。
\勝てないとお悩みの方へ!/
当サイトでは、バイナリーオプションでなかなか勝てない方のために、バイナリーオプションで勝てない人の特徴や対策についてまとめた記事をご用意しているので、是非こちらも参考にしてみてください。
バイナリーオプションでのメンタル管理の基本ルール
即実践できるメンタル管理法としては、次のようなことがあります。
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チャートを眺めるだけの時間を作る
チャートを開いたら、まず自分なりのチェックポイントを確認し、今日一日の相場の流れがどのようになるか予想を立てるようにしましょう。
その上で、想定外の状況を可能な限りシミュレーションします。
為替の想定外の動きを予想できなくても、例えば、「ここまでの損失なら許容範囲だ」とか、そういった大まかな引き際を取引を始める前に決めておきましょう。
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バイナリーオプションに限らず、投資するタイミングは完全に投資家のコントロール下にあります。
1日1回は取引しなければならないなんてルールはありません。やらないと決めることが賢明な時もあります。
エントリーしないのはもったいないと考えてしまう人は、もったいないと思う根拠を少し冷静に考えてみましょう。
もったいないのは、収益を上げられるチャンスを逃すことです。
あなたに、そのチャンスが見えていますか?
勝ちパターンが見えてない限り、もったいないなんてことはありません。
関連記事バイナリーオプションにおけるテクニカル分析手法を徹底解説
自分に都合のいいようにチャートを解釈しない
エントリーする際は、きちんと客観的にエントリー条件が揃っているかを確認しましょう。
中には、無理やり自分の勝ちパターンを当てはめて、勝てると思ってしまう人がいます。
条件が揃っていないけど、これくらい大丈夫だろうというのも冷静なメンタルではありません。
勝ちたいという気持ちが強い人は、ツメが甘くなりがちです。
例えば、1分足のチャートでゴールデンクロスが形成されているのを見ただけで、速攻でエントリーしてしまうとか。「5分足のチャートではどうか?」などの確認をせずに負けてしまうのですね。
もっとひどい人は、5分足のチャートでは下落傾向を表しているのに、上がると無理に解釈してしまうようなことをします。
要はエントリーを見送る勇気がないのですね。
こういう人は、自信があっても2、3回エントリーを見送るという練習をするといいでしょう。
マイルールを厳守する
このようにチャートを眺める、エントリーを見送る勇気が出てくると、結構冷静にチャートを分析できるようになり、衝動的なメンタルをコントロールできるようになるはずです。
そうなったら、次は、自分のトレードルールを決めましょう。要は取引に関するマイルールを作るわけです。
一言にマイルールと言ってもいろいろあって、1日の予算を決めることから、勝負する手法を吟味することまで含まれます。
最初から自信がある手法なんてないでしょうから、先に予算を決めてしまうことをおすすめします。
1日の取引額の上限を決めて、それに達したら、自動的に取引を止めるようにしましょう。
自分にとって勝率がいい手法を見つけるのには、デモ取引を使いましょう。
勝率のいい手法を見つけたら、それが有効な相場で取引することです。
手法が決まると、エントリーを乱発する状態から脱することができます。一発一発が確実に命中する感じに変わってくるということですね。
2連敗したらチャートを閉じる
ご自分の手法が当たるようになると、1日の予算を使い切らない状態が出てくるかと思います。
その場合は、「何回負けたら取引を終了する」というのを決めるといいでしょう。
タイトルには「2連敗したらチャートを閉じる」と書きましたが、回数はご自分で決めるといいでしょう。
要は、連敗するとメンタルをコントロールしにくくなるので、連敗したら止めてメンタルの立て直しを図るのです。
人によっては、1回でも負けるとメンタルが崩れるでしょうから、そういう人は、「負けたら止める」というルールにするといいですね。
冷静でいられなくなるという意味では、勝った時も同じです。勝った時のほうがメンタルのコントロールが難しいという人は、勝ちの回数も取引終了のルールに組み込むといいでしょう。
メンタルが崩れたら、チャートから距離を置くのが得策です。
ただ、メンタルが崩れているとき冷静に判断して、行動をコントロールすることが難しいので、チャートから離れるルールを作ってしまいメンタルを管理するわけです。
1日の予算を固定する
マイルールを厳守できるようになったら、予算を固定して取引そのものをルーチン化していきましょう。
勝っても負けても1日の予算は○円までと決めてしまいます。
というのは、今日は勝ったから、明日は予算を引き上げて…なんてやっていると、次の日に負けた場合に、一気にそれまでの収益は吹っ飛んでしまいます。
こうなると負けを取り戻そうと焦りだすので、メンタルが大きく崩れます。
勝っても負けても冷静(メンタルが一定)というのがメンタル管理の目指すところですから、まず資金面で、勝っても負けても予算は一定にして、メンタルの安定につなげていきましょう。
1日の予算に関しては、投資金額の5%前後をおすすめします。なぜなら、この程度であれば、1か月くらいは勝っても負けても取引ができるからです。
一つの手法の特徴や相性を見極めるには1か月くらいかけたほうがいいですから、そのことを考えての予算です。
予算を引き上げるのは、勝率が安定して、投資資金に余裕が出てきてからがベストです。
長期的な視野にたって予算を立てる
投資は長く続けて利益を積み上げていくものです。長く取引を続けるためにも長期的な視野にたった予算配分は大切です。
そして、長期的な視点にたった予算組みというのは、メンタル管理の面でも有効です。
というのは、長期的な予算がないと、短期間で負けを取り戻そうとしたり、勝たなければならないと焦ってしまうからです。
例えば、1日に5,000円の利益を出したいと考えると、1日の内にたくさん勝つか、1回当たりの掛け金を引き上げなくてはなりません。
ここですでにルールがなくなるんですね。
これに対して、1か月の予算は10万円、1日の取引回数は6回までと少し長い視点に立って、目標を立てると、1日の取引回数も決まり、あとはそのルールに従えばいいだけです。
ここでポイントは、長期的な予算配分は決めますが、収益については不問とすることです。
1か月で稼ぐ金額を目標にしてしまうと、途端にメンタルが不安定になります。なぜなら、投資による収益は元本が保証されているものではありませんから、給与と違い確実に積み重なっていくものではないからです。
言い換えれば、投資の収益はコントロールがしにくいものなのです。
安定的に稼げるようになれば、大体の収益の着地点は予想できるようになりますが、初めのはうちは山あり谷ありでしょうから、稼ぐ額を目標にはしないほうがいいでしょう。
1日の取引の振り返りをする
1日の取引を振り返るのは、自分の取引を客観的に見られるようになり、メンタルが安定するために有効な方法です。
勝った時も負けた時も1日の取引を振り返りましょう。そうすることでその日の結果に一喜一憂することがなくなります。
振り返るポイントとしては、主に次のよう3つを軸にするといいでしょう。
- 先週、先月の自分の取引と比較して直近の自分の取引の傾向を把握する
- 失敗の多いパターンを探す
- 成功しやすいパターンを見つける
取引を振り返るのは面倒だと感じる人も多いようですが、振り返りを行うことで、自分のメンタルの傾向も見えてきます。
これまでご紹介してきたメンタル管理法がどちらかというと、メンタルのコントロールを失ってブレブレになるのを防ぐという対処療法的なことでしたが、取引を振り返るというのは、メンタルをコントロールする術を身に着け、メンタルが乱れるのを予防することにつながります。
メンタルをコントロールできるようになれば、勝てば儲けは大きいがストレスも大きいようなへヴィーな取引にも対応できるようになり、取引の幅が広がりますので、ぜひ振り返りをするといいですよ。
バイナリーオプションにおけるメンタル管理の落とし穴
メンタル管理をうまくするには、メンタルが崩れる原因をよく知っておく必要があります。
ということで、メンタルが崩れる原因について少しお話しします。
バイナリーオプションでメンタル管理に失敗するとき
「バイナリーオプションでメンタルが崩れている状況」ってどんなものを想像しますか?
負けている時を思い浮かべる人も多いでしょう。
確かに、負けている時に冷静さを失う人は多いですね。負けを取り戻そうとして、よく相場を分析もせずに次から次にエントリーしてしまうわけです。
しかし、メンタルコントロールがうまくできていない時というのは負けている時とは限りません。
メンタルがコントロールできていない状態というのは、要は「予想外のことが起きて、冷静でなくなっている状態」のことです。
つまり、想定外の状況になって気分が極端に高揚している時もメンタルが崩れているといえるのです。
何が言いたいかというと、バイナリーオプションで連勝している時や初めて使った手法がうまく行ったときなども要注意です。
こういうときにも調子に乗ってどんどんエントリーしてしまい、引き際を逃し、大損するというケースが結構多いです。
取引以外のところで躁鬱があってもいいですし、焦ったり怒ったり有頂天になってもいいですが、取引ではあくまで冷静に。これが鉄則です。
メンタルをさらに強化する方法
これまでご紹介したことは、すぐにできることですが、メンタルをうまくコントロールできるようになるためには、日々実践して積み重ねていく取り組みも大切です。
毎日、1、2個の決まった手法でマイルールを守り、ルーチン的に取引するだけでも収益というのは、安定して積み重なっていきます。
ただ、長期間にわたり取引を行っているとビックチャンスというのが必ずと言っていいほど巡ってきます。
そういうビッグディールに出た時は、大きなストレスがかかりますし、興奮しますので、日常生活にまで影響が出てきます。
先ほど日常の喜怒哀楽は封じ込める必要はないと書きしたが、うまくコントロールすることは必要です。
メンタルコントロールというと、「感情を抑え込むこと」と理解している人がいるようですが、そうではなく、感情の波を上手にならして、その波に乗っていくことです。
そこで、取引のストレスが日常生活に影響したり、日常生活で大きなストレスが起こって取引に影響しそうなときのメンタルコントロール術について簡単にお話ししておきます。
生活費はきちんと確保しておく
生活費はメンタルに大きく影響します。
投資はあくまで余剰金でやるべきです。決して、生活費を使い込むなんてこをしないように。
バイナリーオプションを始める前にはバイナリーオプションで1か月に使うくらいの余剰資金は用意しておきましょう。
ちなみに、僕の初期投資資金は学生時代にバイトで臨時に稼いだ20万円です。
カツカツの状態なら、バイナリーオプションはおろか、投資全般始めるべきではありません。
投資を始めて、起動にのってからも生活費はきちんと確保しておきましょう。
繰り返しますが、投資では元本は保障されていません。極端な話、なくなってもいいお金で長く続けるのがミソです。
ポジティブでいる
日常を明るい気持ちで淡々と過ごすことも投資にはいい影響を与えます。
ここで確認しておきたいのは、明るい気持ちとかポジティブとかというのは、「未来を明るい方向にもっていこうとする意志」という意味で、有頂天のことではありません。
メンタル管理術の話では、リスクのことを強調する人がいますが、リスクをあまりにも意識しすぎると大損することを減らせるかもしれませんが、大きく儲けることも難しいと思います。
昨今の例では、コロナがありますね。これで大損したという人は、おそらく、リスクを恐れた人たちが多かったのではないかと思います。
ここでも、なくなってもいい余剰金で投資をするというのが大きく生きてきます。
なくなってもいい余剰金を使うという時点で、リスクをすでに限定しているわけです。
後は、このお金が増えるとうれしいから、波を捉えてやる!と大海原の大波に乗っている自分をイメージしながら、実際の波を冷静に見るだけです。
リスクを意識しすぎる人には、こういう局面を乗り越えるのは難しいですね。
日常をルーチン化する
日常のルーチン化の基本は、大きな悩み事がある時と同じです。
メンタルを安定させるには日常のルーチンを淡々と回すのが一番です。平常心ってやつですね。
副業でバイナリーオプションをしている人なら、いつも通りに会社に出社して、いつも通りに仕事をしましょう。
他の投資方法と違い、バイナリーオプションは短時間で取引が完了しますので、取引の成り行きを按じながら仕事をするということにはならないと思います。
どちらかというと、取引を終えて落胆しているか興奮が冷めやらぬ状態、あるいはビッグディールを前に緊張しているかのどちらかでしょう。
そんな時は、いつもやっている目の前のやるべきことに集中することです。仕事が手につかないというのは問題ですが、そういう場合は、さらにやるべきことを細分化してそれを確実にこなしましょう。
例えば、確実にいつもの電車に乗るとか、確実にキーボードのキーを打つとかです。
あるいは、日常にルーチンを積極的に取り入れるのもありですね。先ほどの朝マックのように、うまくいったらエッグマフィンとか仕事の前にコーヒーを一杯飲むとか。
ポイントは、負けた時に自分に制裁を加えないことです。制裁ではなく、振り返りをしましょう。そっちのほうが建設的です。
ルーチンのある規則正しい日常生活をしている大投資家というのは結構多いですよ。
まとめ
バイナリーオプションにおけるメンタル管理について解説しましたが、いかがだったでしょうか?
最後にもう一度、メンタル管理の基本ルールをおさらいしておきましょう。
取引中のメンタルが安定しくればおのずと取引の勝率も上がってきます。
秋田